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![]() 皆さん既にご存じの通り、ブンデスリーガ(というか、アイントラハト・フランクフルト)は高原選手による驚異のハットトリックで大いに盛り上がっております。11試合で6得点という効率の良さもさることながら、得点した4試合すべてにおいてチームが勝利を収めていることに注目しましょう。そのうち3試合は決勝点。つまり高原選手一人がチームに勝ち点9をもたらしたということで、その貢献度の高さは測り知れません。エースのアマナティディス選手が足首の靱帯断裂という重傷を負ったため、高原選手にはトップの真ん中がしばらく任されることになります。これからもがんばって得点を伸ばしてもらいたいものです。 さて「7つのコツ」その2は、その得点シーンでの盛り上がり方。地元チームの応援でホーム・スタジアムに出かけたとき、興奮と歓喜が最高潮に達するのはこの瞬間です。この瞬間を味わうためにスタジアムへ足を運ぶと言っても、過言ではありません。すでに「その1」記事へのコメントではるさんがおっしゃってますが、以下のような会場アナウンスと共に観客が喜びを爆発させます。例えば高原選手がブレーメン戦で先制点をあげた場合… (得点した瞬間に音楽スタート) アナウンサー:「得点したのは我々の背番号19、ナオヒロ!」→ 観客:「タカハラ!」 アナウンサー:「アイントラハト・フランクフルト!?」→ 観客:「アインツ(1)!」 アナウンサー:「ヴェルダー・ブレーメン!?」→ 観客:「ヌル(0)!」 アナウンサー:「ダンケ(ありがとう)!」→ 観客:「ビッテ(どういたしまして)!」 これを5万人でやるものですから、観客による地響きのような声で身体が包まれます。いつも一緒に行くBUBU家のチビも、得点シーンがないとこれをやれなかったとションボリしていますね。先日発見したのは、相手チームは何点取っていても、常に「ヌル(0)」なんです。ここで間違っても、相手チームによる実際の得点数を叫ばないように(笑) アイントラハト・フランクフルトの得点シーンがなかったので、ワールドカップでの写真を流用しました。スペイン対チュニジア戦です。フェルナンド・トーレス選手による得点でした。わたしにとっての永遠のエースは、ラウル選手なんですけどね。 今週の土曜日はアイントラハト・フランクフルトがホームにブレーメンを迎えます。スタジアムへ行ってきますが、このように得点シーンで叫ぶことができるでしょうか… #
by BUBU1999
| 2006-12-08 09:24
| スポーツ
![]() ドイツでクリスマスを迎えるのは、今年で11回目となります。3回目というのは、ブログを始めてからですね。と言う訳で、クリスマス・マーケット(Weihnachtsmarkt)はもう記事にできないだろうなと思っていたのですが、新鮮な驚きもありましたので、ぼちぼち記事にしていきます。ブンデスリーガ記事もそうですが、期間内に紹介できればいいのですが(^^;) どうでもいいマルクトの写真は裏ブログにアップしようと思っていますので、ご興味がおありでしたら覗いてみてください。 とりあえずは「クリスマスを楽しむ!」期間に突入しましたので、お決まりのAdventskuranz(アドヴェンツ・クーランツ)ですね。ろうそくが4本立っているのは、クリスマス前の4週に一本ずつ点けていくから。例えば今年なら、11月27日から12月3日の週が「第一アドヴェント」となります。これは古くから伝わる習慣なのだろうと思っていたのですが、意外と新しく(?)1839年に初めて発案されたとのこと。 そしてこの「アドヴェント」は12月24日までとなるのですが、クリスマス・マーケットもそのほとんどが12月23日までです。24日に「さぁ、クリスマス・マーケットの見納めだ!」と出かけていって、広場はもぬけの殻という話は、以前紹介した気がします。 その他のグッズでポピュラーなのは、Adventskalendarでしょうか。BUBU家ではこいつを買わないので写真で紹介できませんが、あとでドイツ在住ブロガーの皆さんにリンクしようと思ってます。要は、1日から24日までの小窓にわかれたお菓子の箱と思っていただければよろしいかと。以前子供たちに買ったことがあるのですが、次の日にはすべての小窓が開けられてしまったので、無意味であることを理解しました(笑) 12月4日追記: 裏ブログの方に、クリスマス・マーケットの写真をアップしました #
by BUBU1999
| 2006-12-04 09:55
| 行事
![]() サッカーは冬のスポーツということで、当地ブンデスリーガも大いに盛り上がっています。例年は前半戦も終盤にさしかかると、首位を走るバイエルン・ミュンヘンに2チームくらいが何とか食い下がっているという状況なのですが、今年は今のところ混戦の様相を呈しています。34試合中14試合を消化した次点で、首位から4位までの勝ち点差が3。バイエルン・ミュンヘンがまさかの4位ということも、リーガ全体を盛り上げるのに寄与しているようです。日本でいえばプロ野球の巨人みたいなものですから、ファンの数も多い分アンチ・バイエルンも多いのです。 盛り上がっているのは、首位争いだけではありません。7位から13位までの7チームも勝ち点3の中にひしめき合っています。このクラスのチームにとって、目標は5位以内に食い込むこと。チャンピオンズ・リーグやUEFAカップといった欧州クラブ選手権への出場権が得られるからです。 必死なのは下位チーム。18チーム中下位3チームは自動的に翌季2部へ降格となりますから。昨年は一時期首位争いさえ演じたハンブルクが17位というのは、誰も予想しなかったでしょう。効果的な戦力補強ができなかった上に怪我人が続出という状態で、昨年は采配がビシバシ当たったトーマス・ドル監督もお手上げの状態です。 そのハンブルクから地元フランクフルトへ移籍してきた高原選手効果もあり、在フランクフルト日本人の間でもブンデスリーガへの関心が高まっているようです。10年来アイントラハト・フランクフルトのファンを自負するBUBUとしては、何よりもチームの勝利を願ってせっせとスタジアムに足を運んでいるのですが、そんな中で気がついた点を紹介していきたいと思います。予定は全部で7つです。増えたり減ったりしたら、ご愛敬と言うことで(笑) 前振りが長くなりました。その1は、『キックオフ15分前には着席して、自チームの選手紹介で叫ぶ』ことです。 10分前くらいになると、まず相手チームの選手紹介が始まります。これは会場のアナウンサーもまるで天気予報を伝えるように淡々と名前を読み上げるので、自チームサポーター席からのブーイングで紹介が始まったことに気がつくくらいです。 その後、「音量が3倍くらいになってるんじゃないの?」というくらいの派手な音楽とともに、アナウンサーも絶叫モードに突入します。フランクフルトの場合はまずチームの応援歌を全員で合唱するのですが、これがどうにものんびりしていて今ひとつ気合いが入りません。 そして再び絶叫モードのアナウンサーが登場すると、選手紹介です。 アナウンサーが背番号とファースト・ネームを絶叫したら、ラスト・ネームを読み上げるのは観客の役割となっています。例えば高原選手の場合、 アナウンサー:「背番号19!ナオヒロ! 観客:「タカハラ!」 という具合ですね。 日本人にとって困るのは、選手名が読めなくて叫べないということでしょうか。試合会場で売っているプログラムを買っても当然ドイツ語ですから、頭の中で日本語の音に置き換えられないんですね。そんなときは、事前にこちらのような日本語サイトでフルネームをチェックしておきましょう。わたしも今季からフランクフルトに加入したギリシャ代表DFの「ソリティス・キリアコス」選手は、思わず調べてしまいました。 #
by BUBU1999
| 2006-11-27 09:40
| スポーツ
![]() 約2年前にこの記事でも触れましたが、ドイツには世界に名だたる悪法の「閉店法」なるものが存在します。早い話が小売店の営業時間を規制する法律なのですが、時代の流れには逆らえないのでしょう、ベルリン州が11月9日の州議会で営業時間規制の緩和に関する法案を可決しました。12月1日からベルリンでは月曜から土曜まで24時間営業できることになります。ただ日曜・祭日については相変わらずクリスマス前の4日間とその他6日間の年間10日間に限定されますが。 「おっ!いよいよ始まったな」と思ったのもつかの間、デュッセルドルフやケルンのあるノルトライン・ヴェストファーレン州では16日に同様な法案を可決し、21日から施行という見事な速攻でベルリン州を出し抜いています。他の州でも法案可決の準備は着々と進んでいるようで、12月1日もしくは1月1日からはただ一つの州をのぞいて平日の24時間もしくは6時から22時までの営業が可能になるでしょう(ニーダーザクセン州は4月1日から)。 ここで取り残されたというか、妙な意地を張っているのが、ザールブリュッケンという都市があるザールラント州です。この州の方針は、「現行ルールの維持」。何を考えているのか良くわかりませんが、州を越えた隣町で24時間、もしくは22時までお店が開いていたら、そちらに買いに行きますよ。必要な場合。 個人的にがっかりしたのは、やはり日曜・祭日の営業は原則禁止(フランクフルトがあるヘッセン州では年間4日まで許可される)というルールが変わらなかったことですね。スーパーやデパートをはじめとする小売店にはぜひ迅速に反応して営業時間を延長してもらい、売り上げが拡大したという事実を州政府に突きつけてもらいたいものです。そうすれば次の議論は日曜・祭日の規制緩和に移っていくでしょう。 平日遅くまで店が開いていて、いいことがあるかというと、…(-_-;) 考えてしまいます。もちろん悪いことではなく、歓迎すべき事なのですが。 会社の帰りに買い物を頼まれて、疲れるだけのような気がするのは考えすぎでしょうか。 #
by BUBU1999
| 2006-11-21 09:47
| ショッピング
![]() さて、よく「世界三大○○」という表現でいろいろなものが紹介されますが、一般的な「世界三大がっかり名所」の一つがドイツにあります。ライン川のローレライが、それですね。わたしもドイツに来て早々、家族と共に「ローレライを観に行こう!」とクルマを飛ばしたのですが、対岸を往復すること2回。やっと「ローレライ」という看板を見つけて、一同「…(-_-;)」と唸ったものです。 誰が何と言おうと、これはただの岩山にすぎません。これからドイツに来られる方、どんなにがっかりするかを確かめてみたいという方にはおすすめですが、間違っても期待して観に来ない方がよろしいかと思います。 まぁ、最近このローレライを上から俯瞰できるスポットを見つけたので、一応写真で紹介しました。そうそう、他のがっかり名所は、ブリュッセルの小便小僧とコペンハーゲンの人魚姫というのが一般的なようです。人魚姫は観たことがありませんが、小便小僧はこんな感じ↓ 左手奥に鎮座しています。 ![]() #
by BUBU1999
| 2006-11-15 09:15
| 旅行
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