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古今東西、どこの町にもいるのが大道芸人。週末ともなると、フランクフルトでもZeilなどの目抜き通りに多くの大道芸人が出没します。やはり多いのは、演奏系やジャグリングなどでしょうか。やはり人目を引きやすいからでしょうね。その他には、パントマイム系やマジック系、去年出かけたアントワープで見かけた、「動かない」パフォーマンスも面白かったです。たぶん日本でも傾向は似ているのではないかと思います。 2年前に日本へ一時帰国したのですが、その時「多いな」と感じたのが、ギター一本で自作の歌を熱唱する若者たち。彼らを大道芸人と呼んでは失礼かもしれませんが、このようなパフォーマンスはあまりドイツで見かけません。彼らは、大道芸人につきものの「チップ置き場」も設けていませんね。たぶん、それぞれの夢のために歌っているのではないかと思いました。マクドナルドのカップや何かを置いてもらえれば、チップを入れて応援するのですが… さてこのチップですが、ケチなBUBU家はドイツへ来た当初、ほとんどすべての芸をタダで楽しませてもらいました。「こりゃ、すごい!」と思っても、芸人が帽子を持って回り始めると、そそくさとその場を去ったり… ただ最近では、「面白い」と思ったパフォーマンスには積極的にチップを入れるようにしています。まぁ、ちょっとしたもので50セント、驚いたときには1ユーロくらいでしょうか。友達に言わせると「人が良すぎる」となるのですが、感動したり楽しませてもらった対価を払うのは当然ではないか、と思うようになったのです。 困るのは夏場のテラスで食事をしているとき、向こうから勝手に寄ってきて何やら演奏し、帽子を持ってテーブルを回る人たちですね。よっぽど上手だったり、好きな曲を演奏してくれたりしたらもちろん払いますが、適当な流しの方には1セントも払いません。向こうも憮然とするので、ちょっと不愉快になります。 写真のパフォーマンスは「1ユーロ」の評価でした(笑) 一見、鍋の底をヘコませたような楽器(?)をスター・ウォーズに出てきそうな人が軽く叩いていたのですが、この鍋からいろんな音階が出せるんです。木琴に似た不思議な音で、思わず足を止めて聞き入ってしまいました。
by BUBU1999
| 2006-02-26 09:08
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