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たばこのポイ捨ては、20ユーロの罰金。それだけではなく、紙くずや空き缶を捨てた場合は、35ユーロ。犬の糞というのもあるのですが、これが高くて75ユーロ。街のクリーン運動みたいなことはあちこちでやってるみたいですけど、罰金制度を導入したのは、ドイツでフランクフルトがはじめてとのことです。日本ではたしか、歩きたばこも罰金というところがあったかと思うのですが、さすがにそこまでは行ってません。 この罰金制度の導入に伴って、街のゴミ箱も入れ替えられました。それまで街の中に設置されていたゴミ箱には、吸い殻入れが付いていなかったからです。もちろん、デパートや店舗の入り口には、きちんとした「灰皿」が設置されていますが。今ではすっかり入れ替えも完了して、写真のようにゴミの投入口の近くに、小さな穴の吸い殻入れが付いたタイプに替わっています。ただコイツは、旧オペラ座(Alte Oper)前の広場にあるもので、場の雰囲気を壊さないようにという配慮からか、ちょっと高級タイプですが(笑) 罰金制度が発効してからこの手のゴミ箱が普及するまで、つまり文字通りのゴミ箱しかなかったときは、地面や靴の裏でたばこの火をもみ消してから捨てていたものです。そう言えば、各種お祭りやクリスマス・マーケットの時、路上狭しと屋台が並んであちこちで立ち食い光景が見られるのですが、ああいうときはやっぱり罰金のかき入れ時なのでしょうか? それにしては、「罰金を取られた!」という話も聞いたことがないし、目の前で「はい!罰金!」とやられた人も見たことがありません。
by BUBU1999
| 2005-07-29 08:10
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